【Simutrans Extended】解説コーナー① 市域

現在自分が運営する別のブログ、「Cappuccino☆Town」で、「Simutrans Experimental」改め「Simutrans Extended」のプレイ日誌をやっています。

…で、本来その記事内でExtendedの解説を行おうとしたのですが、あまりにも一つの解説だけで長くなりそうなので、記事を分けました。

(ちなみに、Experimentalとの違いは日本語版Wikiにも掲載されているので、Extendedとの比較を中心に)

第1回目は「市域」についてです。

従来の場合


従来のSimutransでは、市域は割と無節操に広がっていきました。以下は極端な例ですが、道路沿い・街道沿いに市街を広げていきました。

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また、公共事業を使って市内建築物を建設するか、本社(市内建築物扱いされる)を建設しない限りは、線路(や2車線以上の道路、滑走路など)を飛び越えることはありません(川・海峡(やそれに相当するものも含む)はよく飛び越えます。ただし例外として、1x1から2x2に市役所が変わり、線路で囲まれた「城壁」内に用地がない場合、市役所が飛び越えることはたまにあります)。

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また、市内建築物の置き方次第では、このように極端な飛び地を作ることも可能でした(なお、市内建築物は市役所の距離でどこの都市に属すかが決まるので、例えば大都市Aと小都市Bという2つの街があって明らかに大都市Aの都市圏に市内建築物を置いたとしても、B市の建物だと判定されることも起こりえます)。

Extendedの場合


しかし、Simutrans Extendedはきれいな四角になり、また道路が平地でつながっていれば鉄道などを市域は飛び越えます。

また、必ずしも道路沿いに延びるわけではありません。
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(なお、高架やトンネルではそんなことはなかったようです。)

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また、市域から外れた場所に建物を建築したとしても、市域が広がることはありません。

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また、都市を新たに誘致(あるいは、都市が市域内に入る)したとしても、編入されることはありません(但し、土地は同市域内に入るようです)。


市域内に都市を作った場合、または市域ギリギリに都市を作った場合


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ある都市(山祇市、以下A市と表記)の市域内に別の都市(長岡藤橋町、以下B市と表記)を作った場合、そしてA市の市域ギリギリにまた別の都市(東城町、以下C市と表記)を作った場合の2例を用意しました。

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B市を拡大させようとしたら一度バグってしまいました。また、B市から外れるがA市の市域内に
その後も人口を拡大させると、A市の市域から脱するように市街が広がりました。

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C市の場合も、A市の市域には頑なに入ろうとせず、さらに拡大を続けると、C市もA市から脱するように市街を広げました。

もっと語りたいことはあるのですが長くなりそうなので別の機会に。

おまけ



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