路線バス雑談① 路線バス屈指の難所、小浜

※この記事には放送のネタバレその他もろもろの危険性があります。

そういえば、ローカル路線バス乗り継ぎの旅のまとめサイトが、auoneのホームページサービスの終了で消滅してしまったんですよね…。去年12月頃を最後にパタリと更新が止まってしまったので、心配だったのですが…。一応、アーカイブはあります。

さて、このサイトでもローカル路線バス乗り継ぎの旅のコーナーを設け、気分次第で語っていくことにしたい。気分次第で更新していくことにする。第一回目では、若狭地方の中心地、小浜市(おばまし)について解説する。え?若狭の中心は敦賀だって?残念ながら敦賀は越前国です。地域区分的にはあそこ相当若狭近江に近いですし、廃藩置県の時代は一時的にですが滋賀県に属していた時期もありましたけども…

地域解説


小浜市(おばまし)は、福井県南西部(嶺南)、旧若狭国の市である。畿内の色が濃い港町で、律令時代より前からヤマト王権の日本海側入口として盛えて来た。小京都と呼ばれることも多く、全国京都会議にも加盟している。また、市内には国宝や国指定の重要文化財が数多く立地し、"海のある奈良"と呼ばれることもある。
3月に奈良の東大寺で実施されるお水取りの水は、遠敷川・鵜の瀬から送られたものと言われている。また、伊勢志摩や淡路島と並んで、海産物を奈良や京都まで送った地域(御食国(みけつくに))の一つでもある。
江戸時代には、浅井三姉妹の次女・初の夫である京極高次(京極氏)や、酒井氏などが治める小浜藩の城下町だった。この時代から鯖の水揚げ基地ともなっており、鯖街道の起点となった。


人口は約2万9000人。

海岸部を小浜線が、また高速道路もある影響でなかなか他の方向には出られなくなっています。

バス


以下、データはいずれも2017年12月現在のもの。
こちらも参照。

路線バス


JRバス若江線が今津から出ています。滋賀から日本海側に抜けるには便利なルートですが、後述の通り悲惨なことになります。もっとも、それ以外のルートを選んでも難しいですが…

それ以外に小浜発は、旧名田庄村方面に向かう大和交通の流星館行きがあります。2002年までは京都から名田庄方面行きのバスもあったそうですが、残念ながらそのバスはなくなり、だいぶ手前の京北町(周山)行きになってしまったようです。

余談ですが流星館行きでは、国盗りの名田庄(★4)のほか、中名田(★3)が盗れます。

コミュニティバス


コミュニティバスはそれなりにあります。毎日運行が4路線と、曜日運行が6路線あります。
毎日運行

・池河内線
小浜市南東部の池河内までを結びます。
乗り継ぎはできない上、国盗りでも別の空を取れないため、特に影響しないでしょう。
本数は平日4本、土休日2本です。

・泊線・田烏線
泊線は内外海(うちとみ)半島の泊、田烏線は小浜市北東部の田烏までを結びます。
今津線以外では田烏線は小浜からはもっとも東へ向かえます。そこから次のバス停の世久津(よひさつ)までかなりありますが…。
第19弾でも田烏線が使われました。

本数はどちらも平日6本、休日2本。国盗り合戦的には、内外海半島・矢代と★3が2つ取れます。

・小屋線
小浜市南西部の小屋(おや)までを結びます。途中までは名田庄線と同じルートを通ります。

中名田★3が盗れます。
本数は平日6本、土曜2本。日祝は運休。名田庄行きは平日6本、土休日3本。

曜日運行

デマンドバスかと思いましたが、おそらく特に書いてなかったので違うと思います。
・健康管理センター線(月水金)
健康管理センターを経由する循環バス。小浜駅14時00分発。

・宮川線(月水金)
市南西部の219号線沿いの宮川、加茂方面に向かうバス。宮川というのは広域地名か?小浜駅14時00分発。なお、2停留所三方上中町若狭町を通ります。

・宇久・西小川線(月水)
内外海半島北部の宇久湾に面した宇久(うぐ)西小川方面に向かうバス。小浜駅13時10分発。

・鯉川・加斗線(水金)
小浜市西部の鯉川、加斗方面に向かうバス。小浜駅12時33分発。

・太良庄・国富線(火金)
東小浜駅から北東に入った太良庄(たらのしょう)、国富方面に向かうバス。小浜駅12時30分発。

・下根来・今富線(火木)
市南部の下根来(しもねごり)・今富方面に向かうバス。小浜駅13時30分発。

その他の市町


若狭郡三方上中町三方上中郡若狭町


バスはほとんどありません。敦賀にバスを乗り継いで行こうと思って、上中からショートカットしようとしても悲惨なことになります。

おおい町


旧大飯町の内陸と海岸部を結ぶバスはあります。旧大飯町と旧名田庄村を結ぶバスはありません。

高浜町


ここまで行けば舞鶴まで行くバスがあります。

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