樺太の郵便番号・電話番号について考える。

ふと、意味もなく思った。

「もし、樺太島・千島列島が日本に復帰したら、郵便番号、電話番号はどうなるのか?」

※以下はただの地理オタによる妄想です。


これまでの事例


これまで、郵便番号・電話番号が増えた例がある。沖縄復帰だ。

まず、沖縄の郵便番号は90x-xxxx、電話番号の市外局番は098だ。郵便番号の上二桁90は、当時欠番だったものである。電話番号は、当初宮崎県の市外局番だった098のうち、欠番の0980、0988、0989を使うことになった。理由としては、近隣県で一番人口が少なかったのが宮崎県であったことが原因とされる(参考リンク:沖縄市外局番098の秘密ー徒然日記)。

この場合、当時はまだ欠番だった郵便番号(制定当初は00,20,26,90が欠番だった)や、空きが多かった電話番号があったので、うまく調整すればどうにでもなった。しかし、この現代、そうはいかない。ということで、以下ちょっと考えてみることにしよう。

樺太の郵便番号


まず、樺太庁における郵便番号について考えよう。ちなみに、2019年現在北方領土にも郵便番号はないが、これは根室郵便局の087の枝番が087-01(歯舞)のものしかないため、ここを活用すれば問題はなさそうだ(例として、歯舞群島部→01を拡大、色丹→02、国後→03、択捉→04…とする。なお人口が予想以上に増えた場合、北千島も還ったきた場合としてもまだまだ余裕がある)。ちなみに、集配局は釧路中央、管轄局は根室とする(但し、人口の多さ次第で国後局か択捉島の紗那局が1管轄局になる可能性はあり得る)。

問題は樺太島だ。ただ、現ロシア・サハリン州の人口が55万人(これは北樺太・千島列島のものも含む)で、鳥取県とほぼ互角であることから、人口で見れば敢えて上2桁を一つ割くほどでもなさそうかに思える。しかし、面積が樺太島全域で北海道一つ分、南樺太だけならその半分となる以上、そこそこの局番が必要だとは考えられる。

となれば、どっかを開ける必要がありそうだ。

もっとも、郵便番号が別にxx00からxx99まで埋まっているわけでもなく、最悪北海道のどこかとどこかを統合してしまえば問題はなさそうに見える。しかし、それでは集配上の問題ができそうだ。

(ケースごとについては分割→こちらを参照)

樺太における郵便局の配置


戦前のことについてはわからないし、戦前は郵便番号自体なかったので、ここでは現代の人口をそこそこ吟味したうえで、戦前の市町村に応じて検討することにする。(地図はこちら参照
もう、このエリアにもしかしたら人が住んでいないエリアもあるかもしれないが…

xx0-00 樺太豊原郵便局 ※集配局(xx0-08、xx0-11も利用)
 xx0-01 樺太千歳郵便局
 xx0-02 豊北郵便局
 xx0-03 富内郵便局
 xx0-04 富内東郵便局
 xx0-05 落合川上郵便局
 xx0-06 樺太落合郵便局
 xx0-07 栄浜郵便局
xx1-00 留多加郵便局
 xx1-01 留多加三郷郵便局
xx2-00 大泊郵便局
 xx2-01 大泊長浜郵便局
 xx2-02 遠淵郵便局
 xx2-03 大泊知床郵便局
xx3-00 樺太真岡郵便局
 xx3-01 蘭泊郵便局
 xx3-02 小能登呂郵便局
 xx3-03 広地郵便局 
 xx3-04 樺太清水郵便局
xx4-00 泊居郵便局
 xx4-01 樺太野田郵便局
xx5-00 元泊郵便局
 xx5-01 帆寄郵便局
 xx5-02 白縫郵便局
 xx5-11 知取郵便局
xx6-00 敷香郵便局(※01,08,11も利用)
 xx6-01 泊岸郵便局
xx7-00 散江郵便局
xx8-00 恵須取郵便局
 xx8-01 鵜城郵便局
 xx8-02 珍内郵便局
 xx8-03 塔路郵便局
 xx8-04 名好郵便局
 xx8-05 西柵丹郵便局
xx9-00 本斗郵便局
 xx9-01 内幌郵便局
 xx9-02 好仁郵便局
 xx9-03 海馬島郵便局

一応そこそこは埋めたが、案外ここまで書いて3桁目3つくらいで収まるように思えてきた。もし3つしか使わないのなら、鳥取県を潰さなくても鳥取の空き番である6~8を使えば収まらなくもない。が、ここはあえて1つ使わせていただきたい。鳥取県の皆さんには大変申し訳ない。

樺太の電話番号


ここは現時点でも逼迫しているというのに、さらに逼迫させてしまうことになりそうだ。

もはや、方法は北海道で先に固定電話の11桁化を進めるしかないのかもしれない。


と思ったが、固定電話に関してはそこまで逼迫しているわけでもなさそうだ(参考リンク)。空き市外局番の021や、或いは10桁になったため空き・未定義が多い03や06の空き番を、当面間借りする形で行けなくもなさそうだ。もっとも、携帯電話や昨今のIoTなどが進展して固定電話のエリアを食うようになったりしたならば話は別だが。

終わり

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